2021.04.04
ベジルッツ
こんにちは!ベジルッツ竹部です!
3月31日、最上吉日とされる天赦日始め、一粒万倍日、寅の日と三つの吉日の重なる日。
そんな、縁起のいい日に、ピュアリィオリジナル蔵付き天然菌発酵のお酢仕込みが行われました。
場所は、福岡県大川市で酢作りを初めて300年の歴史を持つ庄分酢。
全国でも大変珍しく、大変貴重な庄分酢のお酢仕込みを、4人のスタッフで見学しに行ってまいりました。
ピュアリィから出発して、車を走らせること90分。
古い町並みがの残る街並みの中に、焼き杉のような黒い木板の外壁に「庄分酢」と書かれた看板が!
さっそくお店の中に入ると、ほのかに美味しいお酢のにおいがふわっと香ってきました。
お店は、1750年に建てられたもので、昔ながらの重みある雰囲気の店内です。
まず初めにお出迎えしてくださったのは、第十四第代表 高橋 一精さん。
庄分酢、お酢の歴史にについてお話をお伺いしました。
もともと、大川市は筑後平野が広がることから、お米がたくさん収穫でき、お水も豊富な地域だったそうで、初代はお酒を造る酒蔵だったそうです。
しかし、今から約310年ほど前1711年に四代目から酢作りに切り替え、そこから現代まで当時の技術が伝承されています。
オンラインが広まるなか、その場でしか感じられない、お酢独特のにおいや雰囲気などがあるから、
ぜひ、みんさんにピュアリィのお客様にもお越しいただきたいですと笑顔でおっしゃられていました。
続いて楽しみしていた、蔵の中へ
ご案内してくださったのは、高橋 清太郎さんと工場長の福山さん、営業部課長の松尾さん。
つい私が、写真撮影に没頭していると、元工場長の山田さんが「写真もいいけど、五感で感じてみてください」と一言。
はっと我に返り、鼻でしっかりお酢のにおいを感じ、舌で麹を味わい、耳を澄ませ、目や手で甕入っている地下水の様子や形、景色を見たり触れたりしてきました。
お店の中よりもさらにお酢のにおいが増し、旨みと酢酸菌が住んでいるのを五感で感じることができました。
そしてついにお酢仕込み体験!
地下水を入れた大きな甕に米麹をいれます。
「えぼり」と言われる棒を使い、沈んだお米と米麹を混ぜていきます。
簡単に見えますが、甕に当たらないように気をつけながらテンポよく混ぜる様は、まさに職人技!!
私も今年のお酢が美味しくなるようにと気持ちを入れながら混ぜさせていただきました。
ピュアリィスタッフも挑戦!
振り麹 水面に米麹を浮かばせ麹菌により雑菌の侵入を防ぐ役割をしてくれます。
こちらもなかなか難しい、指先からゆっくりと米麹が沈まないように浮かばせます。
最後に柿渋や銀杏草を炊いて溶かしてのり状にしたものを塗った和紙一筆!
こちらは、工場の中でも誰でも書けるわけではなく、「私が責任を持って作り上げます」という意味も込められているそうです。
工場長の福山さんは、「私達は、微生物の発酵のお手伝いをしているだけです。いきもの係です。」とおっしゃられていました。
私も、自然に生かされていることを忘れずに生活していきたいです。
私は、人生で初めて、日本の伝統が受け継がれる本物の酢作りを目の当たりにしましたが、そこには言葉では言い表せないほどの感動がありました。
私が出来ることは、そんな素晴らしい日本の伝統文化、職人技を選ぶ大切さを広げて後世へ伝えていくことかなと思います。
江戸時代から現代までその技術を伝承されている庄分酢さんに敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。
ピュアリィには、そんな蔵元さんと、お米や野菜を作っている生産者がいらっしゃいます。
そこで作られた、お酢などの調味料やお米やお野菜は、五感で楽しむことができる本物の味わいがあります。
短い動画をご覧いただけます。
これから約半年間天然の酢酸菌の力で発酵し、お酢へと生まれ変わります。
出来上がりが楽しみですね。
手間暇がかかる本来の静置発酵で作られたピュアリィオリジナルのお酢はこちら
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