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2020.08.10

その他

『リアルタイム産地』九州豪雨 人吉災害支援 ―自然栽培農家たちの決意と未来のために―③

この記事を書いた人: ピュアリィ
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文 レストラン  小山田 将監

人吉は今回の九州災害で大きな被害を受けた一つです。

九州各地での被害を見聞きし非常に気になっており、ピュアリィででも親交のある、西さんも被災されたという事を聞き、今回の被災地支援に同乗させていただきました。

人吉の球磨川に面した街は壊滅状態、その中で多くのボランティアの人たちが復旧に回る姿がありました。道路は開通していましたが、土砂と災害ゴミにあふれた姿には言葉がありませんでした。

球磨川に面した西さん宅までの細い道は、全壊の住宅や、家ごと流されてしまっている様な、特に被害が大きい場所の一つでした、その日は、支援活動のために集まった人たちで交通渋滞ができていました。西さんの被害状況も大変酷いもので、自宅は床上浸水、近くの田んぼには流された車があり、浸水によってどれほどのモノが流されてしまったのかを物語っていました。

自然の力が集まって起こった災害ですが、自然の強大な力と同時に、人間の力も目の当たりにすることができました。道路は災害ゴミが積まれ、人吉の災害ごみ仮置き場は数時間待ちの大行列で重機によって大量に積み上げられるゴミの山がありました。同時にそのぐらい沢山の人たちが集まり、もとの姿に戻そうとしている、一人一人の力が集まり、大きなエネルギーを生み出している、災害現場は悲惨な状態ですが、そこに集まる人間の温かさ、なんとかしようと動き回る人達に希望の光も同時に感じました。

コロナ以後、もしかするともっと早い時点から新しい時代が始まっていると感じます。災害によって私達の生活が淘汰されている、そして、生かされている、という事について思いを巡らせました。

西さんがつくる自然栽培の里芋は生きていました。さすがは自然栽培のお野菜です。流され

てしまったものと、流されず留まることができたもの、根がキチンとはっている、見えないものの力が災害などの強大な力にも立ち向かう事ができる、普段の生活の積み重ねが、見えない力へと作用していく、深く根を張っていく事ができる、そんな風に感じました。

全ての被災地同様、復興には時間がかかり、継続的な支援が必要だと思います。全ての人が現場に行けるわけではありませんが、現場から出来る事、離れているからこそ出来ること、ピュアリィスタッフを始め、みなさんと分かち合い、模索していければと思います。